CB750車検整備

 今回はお付き合いのある高校の先生から依頼を受けてCB750の車検を行いました。

自走しての入庫でしたから大きな不具合はない筈ですが、お客様ご用命でバッテリー交換をして欲しいとの事でした。(過去、発電機不良でバッテリーをダメにしてしまった事がある為だそうです。)

 

早速車両をチェックしてみると年数が経っているものの、非常に綺麗な状態を維持しており驚きました。

(後からオーナー様に伺った所、屋根無し屋外保管だがバイクカバーを何重にも被せているとの事でやはり紫外線と風雨は劣化を進めてしまう大きな要因なのだと感じました。)

 

しかしその分、気軽の乗れないとの事であまり距離は進んでおらず相対的に各部の消耗も少なく、エンジンオイルとブレーキフルード、ご用命事項のバッテリー交換、チェーンや各部の清掃、グリスアップを行いしっかり性能を取り戻しました。

この様に日頃からメンテナンスに気を遣っているとかえって大きな出費も発生せず、常に良い状態で乗車出来るので安全ですし、爽快感もありますね!!

 

ここでCB750のウンチクを少し語ると、このバイクは長らく教習車として多数の大型二輪免許取得希望者の練習を支えていました。(隣の教習事業部も数年前まではCB750でした。)

教習仕様はとても重量があり、クラッチレバーも重たいのですが、これは教習仕様だけの話であり、素のCB750は非常に素直な特性を持ったバイクです。

そしてオーソドックスなネイキッドスタイルの外観に空冷エンジンと、まさにバイクとはかくもあるべき。を体現した様な車両です。

ちなみにキャッチフレーズは「流れる時をいとおしむ。」です。

排ガス規制の関係で惜しまれつつ2007年に生産終了となりましたが、未だに根強いファンを持つ名車です。

※今回は整備中撮影を失念してしまった為、拾い物画像が多めで失礼します。

(ハイエンジニア研究科担当記)

CB750教習仕様

CB750全貌

エンジンオイル

バッテリー液

バッテリー品番

ブレーキフルード

空冷エンジン

交換前バッテリー

 

  • ハイエンジニア研究科
  • 更新日:2018.06.29

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