職員が愛して止まないクルマ2-3(前編)
鈴木先生の車愛が止まらない!ということでパート3です。
自分で整備が出来るよねという事で、ショップに任せずに自分でやった、なかなか大変だったけれども効果が大きかった整備を紹介していきたいと思います。
NAロードスターには、ラッシュアジャスター(オイルタペット)と呼ばれるタペットとカムのクリアランス(隙間)を自動で調整してくれるすっごく便利で優秀な部品が採用されています。(じゃない車はロッカーアームを調整したり、タペットのシムを交換しないとクリアランス調整が出来ません)
そんなラッシュアジャスターなのですが、オイル管理が悪かったり、オイル管理が良くても長く使用しているとラッシュアジャスター内にスラッジなどの汚れが溜まっていきます。そうすると、自動調整が出来なくなりタペット音と呼ばれる「カチャカチャ」音がエンジンからするようになってしまいます。タペットとカムに隙間が出来てしまって、カムがタペットを押すのではなく叩いてしまうために、この音が出てしまいます。
音が出るだけでなく、カムとタペットに隙間があるためにバルブの開く量が少なくなってしまい本来持っているエンジン性能を発揮できなくなってしまいます。
というわけで、僕のロードスターも音が気になってきたのでラッシュアジャスターを分解・洗浄・組み立て(いわゆるオーバーホール)を行いました。
まずは、カムを外します(いきなりですが・・・)
長文なので今日は此処まで(笑)(yagawa)
- 職員が愛して止まないクルマ
- 更新日:2020.05.26