昔の機械の面白さ 1
コロナの影響で学生たちの様子をUPできないので、ここでは、今はほとんど使われなくなったけど、先人たちが考えた数々の技術を紹介し、「よく考えたなぁ!」「このからくり面白れ~」って少しでも感じてもらえればと思い書いていきたいと思います。
第1弾は機械式フューエルポンプです。
作動は、機械的に偏心カムが回転してカム山がロッカーアームを押すと白〇を中心にピンクの縦方向のロッドを下に引く。B室の容積が大きくなる。⇒A室からB室に燃料が入る。⇒カムが回転しカム山が作用しなくなるとスプリングの力でB室が押し縮められ、中の燃料がC室を介しキャブレータへ送られていく。というのが大まかな流れ。
ここでキャブレータ側に燃料が満たされるとB室、C室は燃料でいっぱいになりスプリング力ではB室が押し縮められなくなる。⇒ロッドが下がったままになる。カム、ロッカ・アームが機械的に動いていても燃料は送られない。という状態となり、燃圧が上昇し続けることがない様に工夫されています。
私このロッドが下がったままになり空打ちする仕組み!好きなんです。(yagawa)
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- 更新日:2021.08.30