学生フォーミュラチーム 完遂・完走達成!

学生フォーミュラ日本大会2019は静岡県エコパスタジアムで2020年開催されるラグビーワールドカップの影響で実施時期が1週間早まり、8月27日~31日の5日間で開催され、ハイエンジニア研究科生及びクラブ員が大会に出場しました。

この影響もあって開発スケジュールはよりタイトに、更に今年度開発マシンは少ないリソースの中フルモデルチェンジを行った事もあり厳しい状況の中、迎えた大会でした。

大会エントリーは、ICV(ガソリン車):72チーム(日本:59チーム、海外:13チーム)、EV(電気自動車):26チーム(日本:12チーム、海外:14チーム)で、合計98チームで競われました。

弊チームは、ICVクラスにエントリーし、2日間掛けて車検及び静的審査に臨みました。車検では数点の指摘事項を受けたもののスムーズにパスしました。また、学生と審査員とが車両を前にしてコストの妥当性を審査したり、デザインについて口頭試問したり、プレゼンテーション能力を評価したりする静的審査もスケジュール通り終え、完遂することができました。特に今回プレゼンについては高く評価して頂いた事で次回表彰を目指すという目標が出来ました。

3日目以降のハイライトとなる走行性能を評価する動的審査においても、種目によっては全クラスの中で上位の記録を出すなど驚嘆に値する素晴らしい成果を出しました。

その中でもクライマックスとなる耐久走行では皆が固唾を飲んで見守る中、安定したラップタイムを刻んで遂に完走を果たし感動に包まれる中フィニッシュとなりました。

チーム発足以来、完遂・完走は初の快挙で、総合39位、ジャンプアップ賞1位(全ての審査に参加し、前回大会比で最も総合得点を向上させたチーム)を獲得することができました。特にジャンプアップ賞の獲得に関してはチーム長年の悲願であった為、チームメンバー一同とても嬉しく思っています。

弊チームは若干の充電期間を経て次年度マシンの開発をスタートします。来年度マシンは更に戦闘力を上げて上位入賞を目指します!

 最後になりますがチームの活動にご支援ご協力頂いた全ての方々、大会関係者の皆様に心よりお礼申し上げます。

 なお、大会の詳しい内容や動画をご覧になりたい方は、下記のHPをご覧ください。

https://formula.jsae.or.jp/

 

  • ハイエンジニア研究科学生フォーミュラ
  • 更新日:2019.09.05

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