本校にある機器や教材なども徐々に紹介していこうかと思います。

本日紹介するのはベンチエンジンです。ベンチエンジンとは写真のような青い鋼材で構築された枠の中に、市販の自動車と同じようにエンジン、ガソリン・タンク、バッテリー、コンピュータ等が搭載されており配線・配管がされた状態になっています。この状態でエンジンを掛けることができるので、隣に置いた机上でオシロスコープなどを接続して波形観測を行うこともできます。さらに３枚目の写真のように蓋を開けるとトグルスイッチで配線を断線させたり短絡させたりできるので、いろいろな故障の事象を確認したり、蓋を閉めて見えない状態にして故障探究をするなど万能な教材なのです。

この業界の諸先輩方には見慣れたものかと思いますが・・・

（yagawa)